”Yes, and”哲学で作るポジティブな思考と会話

昨日の日記に私の座右の銘が”Yes, and”だと書きました。

本当はそんな御大層なものではなく、よりスマートに生きていくための考え方を模索していた時に行きついた、シンプルな答えです。

どういうことかと言うと…

現状や起こってしまったことを、まずは”Yes”と受け入れる。

それから”and”、その先の言動を決める、というものです。

理想と現実のズレから自分なりの哲学を模索していた時、私はまだ中学生でした。

でもこの答えに行き着いてからというもの、すっかりポジティブ思考です。

当時の家庭環境は厳しいもので、経済的にもものすごく苦しい状況でした。

今でも父に「お前たちはあの中、間違ったほうに逃げずによく真っ直ぐ育ってくれたな。」と言われるほど。

「もうやだ!」と癇癪を起こして逃げるのは、この上なく簡単で。しかもダサイ。

そこで私が獲得した思考回路はこんな感じ。

例1)小学3年生・田舎の祖母の家に預けられることになった。

本心:転校したくない、母親と暮らしたい

YES and⇒毎日外で遊んで、自然豊かな田舎暮らしを満喫しよう!

結果:小さい頃は身体が弱かったけど、体力がついた。親元を離れたことで自立心が養われ、一人で何でもできるようになった。

例2)高校3年生・父は病気でずっと入院中、母はすでにいない。

本心:両親そろって健康な家が羨ましい、私立大に行きたい

YES and⇒国立に行って授業料を免除してもらおう!バイトも頑張ろう!

結果:大学4年の時にアルバイトしていた会計事務所で、所長に正社員にスカウトされた。仕事への取り組みがただのお小遣い稼ぎの子たちとは違ったから。

こんな風に、自分ではどうしようもない現実は「しょうがない」と受け入れて、むしろそれがメリットだったかのような好結果を生む

そのための考え方が”Yes, and”なんです。

つまり、受け入れるって、諦めることでもあるんです。

ポジティブな言葉には聞こえないかもしれないけれど、熟考したうえでの「しょうがない」はけっこう深いのです。

前向きでいるためのポイントは、実は諦観なんですよね。

そのために常に冷静に物事を考え、明るい側面を見てできることをやっていく。

そうしている間に「でも」「だって」といった言い訳語とは無縁になっていきました。

一見無理そうなことも、とりあえず何とかして上手くやる方法を考えたり、別の賢い方法を探したりする。

常に考えているのは肯定的なことなんです。

それが仕事の上司やお店のママ・お客さま、日本舞踊の師匠や姉弟子といった年上の方々からの評価につながっているのかも。

一昨日同伴して頂いた女性のお客さまとお話して、そんな自己分析に辿り着きました。

振り返るとホステスの仕事にも自然に”Yes, and”を採り入れています。

夜のお仕事、やはり美貌はものを言いますよね。

では私はお店でナンバーワンの美人か?

―答えはNoです、残念ながら。

じゃあ一番スタイルが良い?

―これもNo!

圧倒的な造形美を誇るわけでもないのに、容姿にこだわって一番を狙っても空回りするだけ(美しくなるための努力は大切だけど)。

でもその事実を受け入れれば、ほかに磨くところ、アピールするところが見えてくる。

私が最も褒められるのは回転が速く機転が利くことなので、会話でお客さまを楽しませようと頑張ります。

空気を読んで、居心地の良い雰囲気を提供する。

そうやって売り上げを伸ばして来ました。

容姿では一位になれないよ、という現実を受け入れて、良いところを伸ばす努力をしてきたのです。

長くなりましたが、結局やっていることはシンプルなこと。

現実を否定しない!(意味がないから)

他人を否定しない!(いいことがないから)

女性のお客さまとじっくりお話しさせて頂けたおかげで、自分の進むべき道が一層明確になった気がします。

スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
レクタングル大
紫花油